-三芳菊酒造-【三芳菊】

自ら「アウトサイドを歩け」と標榜する独特のスタンスを貫く蔵。
個性的なゆえに地元では誤解されることも多く、地元よりも都会で圧倒的な支持を受けている。
私も偏見があった一人だと思いますが、ある日都会の方に「徳島の酒といえば三芳菊だね。」と言われたことと、ある酒評論家が「三芳菊を口にしたときに今までにない衝撃を受けた・・・」との記事を読んだときは少なからずショックでした。
また新聞の記事で・・・ヘビードリンカーを対象に酒を造っているのではなく、そんなに強くない方が最初に1杯、せいぜい2杯飲んでおいしいと言ってもらえるお酒を造りたいんです・・・というくだりを目にしたときに、ああそうなんだと理解できました。
私のような呑兵衛がとやかく口を挟むことじゃないんです。
そうしてあらためて口に含むと、香り高いというよりなんとジューシーなこと、喉越しのなんと滑らかなこと、思わず13〜14度くらいかなとアルコール度数を確認するとしっかり17度もあるではないですか。
このジューシーな酸と喉越しの滑らかさは、モロミを100本も立てる中で会得したことをのちに知ることになり、あらためて脱帽いたしました。
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