兵庫県-下村酒造-【奥播磨】

中国自動車道山崎インターを降りて少し引き返した安富町に蔵はあります。
ずいぶん前になりますが、この蔵に引退された高垣克正杜氏が移籍してきました。
それを機に特約店制度をスタートさせ、奥播磨が一気に全国区に飛び出していくことになります。
それを受けて高垣杜氏は「俺が責任をもって、どこに出されても恥ずかしくない酒を造るから」と一桶一桶今まで以上に気合を入れて仕込んでいたように思います。
8年後に高垣杜氏は他の蔵に移籍することになりますが、現在は東京農大出身の下村裕昭社長が杜氏となり、ご子息の元基さんと一緒に親子で酒造りに励まれています。
・・・手造りに秀でる技はなし・・・の家訓一筋に、ある時から全量純米酒蔵に切り替えました。
純米蔵宣言をした後困ったのがお手頃な価格に設定してある「宮の井」という地元ブランドです。
これは価格優先のためアルコール添加のお酒でした。
そこで苦肉の策として売れ残って熟成していた純米タンクを宮の井に充てることにしました。
このタンクが空になる間、おいしく熟成した純米酒がとてもお得な価格で買うことができました。
奥播磨の酒質は伝統的でナチュラルな味わいですが、ボリュームはたっぷりあります。
ざっくり腰を据えてコップで飲むのも良し関しても良し。
思わず「あ〜うめ〜っちゃ」と口にでてしまいそうなおいしさです。



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