R1BY長珍〜BLACK〜無濾過純米生詰1.8L [3351]
3,500円(税別)
(税込: 3,850円)
R1BY長珍〜亀の尾65〜純米無濾過生原酒1.8L [3364]
R1BY長珍〜阿波山田錦65〜純米無濾過 生原酒1.8L [72]
3,300円(税別)
(税込: 3,630円)
長珍〜特別純米〜火入1.8L [566]
2,800円(税別)
(税込: 3,080円)
29BY長珍〜純米60〜ささにごり生原酒1.8L [3455]
3,230円(税別)
(税込: 3,553円)
29BY長珍〜八反錦50〜純米吟醸無濾過 生原酒1.8L [2999]
3,800円(税別)
(税込: 4,180円)
29BY長珍〜阿波山田錦65〜純米無濾過生詰原酒1.8L [2960]
30BY長珍〜RED〜純米酒1.8L [2970]
29BY長珍〜五百万石60〜純米無濾過生原酒1.8L [1726]
29BY長珍〜純米吟醸50〜無濾過生1.8L [1720]
30BY長珍〜純米大吟醸40〜無濾過生原酒1.8L [3876]
両手にお酒を下げて入ってくるのを見て「長珍さんが提灯下げてやってきた」と思いました。
お酒は驚くほどおいしかったです。
後日改めてお話を伺うともっとビックリでした。
農大を出てまもなくそれまでの杜氏さんが引退されたそうです。
若き桑山さんは「それじゃ俺が出品酒を造る」といって周囲を驚かせたそうです。
年配の蔵人たちは陰で小馬鹿にしているのが見え見えです。
とりあえず一造り目の春、新酒鑑評会に出品することになりました。
すると大吟醸がいきなり愛知県内で1位、続く中部地方でも1位、そしてまさかの全国での金賞受賞。
このとき誰もがビギナーズラックだと信じて疑いませんでした。
2年目、同じく県内1位、中部地方1位、そして全国金賞受賞とまったく同じ結果になったのです。
杜氏として一生に一度取れれば良しとされる金賞を、大学でたての若者が立て続けに2度も取ったのです。
個人的には金賞を取れても県内、地方ブロックを1位で通過する確率の方が低いと思われるのですが。
奇跡は起こったのです。
もう誰も実力を疑うものはいません。
蔵人も従順になりました。
それでも彼は浮つくことなく、自分の目指す酒は出品酒じゃない、と悟ります。
こうして始まったのが蔵人の誰にも触らせない、すべて自分一人で造る『新聞紙シリーズ』が始まりました。