高知県-西岡酒造店-【久礼】

徳島の有名寿司店で修行したことのある板さんが、高知市内で独立したというのを耳にしてドライブがてら食べに行きました。
運転する私はノンアルコールですが、お隣さんはご主人に薦められて久礼の夏酒『花河童』という生原酒を注文しました。
「おいしい!」というので「一口だけ味見させて」とお願いすると、「うっ、ウマ、、、すまん、もう一口だけ」 いやいやそれはいけません。
それなら仕入れて思いっきり飲んでやろう、ということで取引がはじまったことでした。
若社長はナイスガイでした。
スイスイ飲める夏酒でなく、がっつり旨みのある夏酒を飲みたいという、これは玉川、フィリップ・ハーパーさんの『アイスブレーカー』に共通するものです。
人気漫画『土佐の一本釣り』の舞台となった久礼港はカツオの遠洋漁業の一大基地です。
「カツオのタタキとの相性はうちの酒が一番、これだけは絶対に他の蔵には譲れない。」と断言してはばかりません。
その彼がカツオよりうまい魚があると教えてくれました。
久礼の町の人はお盆前後に出回りはじめる『メジカ』というソーダカツオの幼魚を本カツオより楽しみにしているというのです。
どんな味なのか問い合わせると「ツルリン プリン」という。
ホンマかいな!!
久礼港のある四万十町には有名な大正市場があります。
待ちに待って翌夏確かめに行くと、市場には遠く県外からも『メジカ』の刺身を目当てに続々とやってきます。
早朝釣ったばかりのメジカは夕方には鮮度が落ちてしまう、そこでしか味わえないのです。そのお味はまさしく「ツルリン プリン」
話がそれてしまいましたのでこの辺で。


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