大阪府-秋鹿酒造-【秋鹿】

秋鹿といえば「案山子かかし」がシンボルマークです。
大阪といっても京都との県境で亀岡が一番近い町ではなかったかと思います。
細長い盆地状の山里で蔵の周りには農地が広がっています。
なぜ案山子がシンボルマークなのかというと、秋鹿といえば山田錦栽培において、ある意味、本場兵庫県並の貢献があるからです。
大阪国税局鑑定官室長を務めあげた故「永谷正治」先生は、山田錦栽培の第一人者として有名ですが、永谷先生は秋鹿の先代社長とともに、能勢で山田錦栽培の研究をしていたのです。
定年退職後永谷先生は各地で山田錦栽培の指導をすることになりますが、その一番大きな事業が徳島の吉野川北岸の阿波町で、JA阿波と『阿波山田錦』栽培に取り組みブランドに育て上げることでした。
やがて『阿波山田錦』は地域認定ブランドとして認定されることになり、徳島を代表する農産物のひとつにまでなります。
この『阿波山田錦』に目をつけたのが神亀酒造の故「小川原良征」社長であり、彼が『全量純米蔵を目指す会』の蔵元たちに声をかけて全国に広まることになるわけですが、秋鹿も見えない部分で深く貢献してくれているということです。
秋鹿の米栽培に対する熱意もまたとんでもないレベルです。
フランスのように酒米に囲まれた日本のシャトー、酒米のシャトーを目指しているのだと伺ったことがあります。
自社田以外にも契約田の苗も全部秋鹿で立てて提供していて、その数ハウス6棟で苗箱実に3000枚だそうです。
私が棚田で立てる苗箱の10倍以上、もう『半農半醸』ですね。
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